レペゼンフォックスの映像作品「CandyFoxx」の第4弾作品「ヨガモンク」の謎を考察します。
※ここに書いたことはCandyFoxx作品を見た私の考察と妄想であり、事実と大きく異なる部分があるかもしれません
4th Single
YOGA MONK(ヨガモンク)
【アーティスト名】Candy Foxx
【ソングライター名】DJ Shacho
【トラックメイク】DEVINCY
【投稿日】2021年4月4日
【映像時間】4:00
【動画再生回数】約1,603万回再生
【サムネ&ジャケ写】ヨガモンク
Candy Foxx第4弾作品「ヨガモンク」。今作は「福岡事変」「LifeSong」「琉球アイランド」などレペゼン地球の半分以上の曲を制作してきたDEVINCYくんが担当しました。
注目コンテンツ
あらすじ
どこか山奥のお寺で謎の呪文を唱える僧侶(ヨガモンク)たち。
突如もがき苦しみはじめた彼らは、顔に呪文が書いてあるゾンビのような姿に変わってしまった。
ヨガモンクたちは行進を始め、ハンバーガーを天に掲げ叫ぶヨガモンクのリーダーに群がっていく。さらに何かを求めヨガモンクたちの行進は続く。
パチンコ屋へ場面が変わると、ハンバーガーを片手にパチンコをするヨガモンクたちの姿があった。そこへ謎の女子高生が訪れ、銃を撃つような仕草でヨガモンクたちのハートを撃ち抜き、ヨガモンクたちを黒狐の屋敷へ誘導してい行った。
屋敷で黒狐から首に数珠をかけられたヨガモンクのリーダーは苦しみ始め、顔に呪文が浮き上がってくる。その頃、屋外で円を作り踊るモンクたちの中心に魔法陣が出現し、巨大な千手観音が出現し陽気なダンスを踊ったあと空へと飛び立っていった。
登場キャラクター
映像の考察
ヨガモンク登場
梵字の書かれた幕が飾られたお寺の本堂で、千手観音に向かって謎の呪文を熱心に唱える28人の僧侶たち。
とても荘厳な雰囲気で始まったため、この後の狂気の映像には衝撃を受けました。(よく見ると動画開始時のモノクロシーンで暗示されてましたね)
千手観音菩薩とは
別名、千手千眼観自在菩薩とも言い、千本の手それぞれの掌に眼を持ちその千の眼でどんな悩みや苦しみも見つけて手を差し伸べてくださる菩薩様
豹変するヨガモンク
呪文を唱えていたヨガモンクたちは突然苦しみ始めてゾンビのような不気味な姿へ変わってしまいます。正式名称が不明なので、このサイトではこの状態のことを「ゾンビモンク」と呼ぶことにします。
このゾンビモンク状態になると、ハリーポッターのヴォルデモート卿のような白くなった顔に呪文が浮かび上がり、般若心経の書かれた法被を着用します。
ゾンビモンクたちはお寺の外に出ると、規則正しく整列したり、1人に群がったり暴れたり挙動不審になります。彼らには幻覚が見えているのかもしれません。
回想シーン
ここで回想シーンに入ります。
このシーンでは白い作務衣を着たヨガモンクたちが一般市民と一緒にヨガをしています。この市民に注目すると彼らは日本人ではないことから、ヨガモンクたちは過去にインドなど海外で修行をしていた時期があるのではないでしょうか。この回想シーンに日本をイメージするものがなく、ガンジス川を思わせる大きな川が映っているため海外での出来事を表現しているように見えます。
ハンバーガー信仰
場所は変わり山道をゾンビモンクたちが行進していきます。
その上方ではヨガモンクのリーダーが「ハン バァーーガーーー!」と叫びハンバーガーを天に掲げました。そのハンバーガーを目掛け押し寄せていくゾンビモンクたち。ハンバーガーのことが大好きなようですね。
このシーンは映画「ワールド・ウォーZ」などゾンビ映画で大量のゾンビが群がってくるシーンを再現しているように見えます。
サイケデリックな世界
ここから世界が壊れていき、サイケデリックで奇抜な映像が続きます。
ゾンビモンクたちの頭の中を表現しているのでしょうか。ゾンビモンクたちはパチンコのハンドルを回す仕草をしながら行進し、ヨガ、千手観音、ハンバーガーなどの映像が色彩の壊れた状態で歪み分裂して目まぐるしく展開します。違法ドラッグを使用しているような感覚なのでしょうか。何かの中毒者のようです。