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水中シーンの意味
サムライとサーモンが水中で抱き合うシーンについてはこちらで解説しています。
交差点襲撃事件の真実

ここで場面は一気に変わり、2nd Single【SUSHI YAKUZA】でも登場した交差点へ。
2人の前に黒塗りの車が乗り付け、大勢のスシヤクザたちが襲ってくる前作と同じ映像が流れます。
2nd Single【SUSHI YAKUZA】ではサムライが負けたように見える終わり方になっていましたが、本作を見ると実はあの戦いには続きがあり、スシヤクザは全員倒されてサムライの圧勝で終わっていたということが判明しました。山稽古の成果もあってか、大人数相手でも圧勝してしまうサムライは相当強いようです。
侍の人文字出現
スシヤクザ討伐後のシーンでは、倒されたスシヤクザたちによって『侍』の文字が浮かび上がります。1st Single【GOSHI GOSHI】でもスシヤクザに銃撃された学生たちでタイトル「GOSHI GOSHI」の文字が出来上がっていました。あれが伏線だったのでしょうか。
前回はローマ字(GOSHI GOSHI)で今回は漢字(侍)なので、単純に外国人の目にCOOLに映る演出なのかもしれませんが、人文字演出が短期間で2度もあったため、人文字に何か意味が隠されているのかなと気になっています。
サムライの刀
サムライの刀を見てみるとスター・ウォーズのライトセーバーのようなデザインをしていて、柄が青く、刃が黄色っぽくなっていることがわかります。特別な力が隠されていそうですね。
SNSなどの写真を見ると、柄には謎の漢字のようなものも書かれていますが暗号のようになっていて、まだ読むことができません。

ゴリラ訪問
ここで別の日となって映像はサーモンの家へと戻ります。

謎のゴリラが突然現れ、一瞬でサーモンと意気投合してダンスを踊り始めてしまい最終的には抱き合ってしまいました。偶然その場を目撃してしまったサムライはブチ切れ、プレゼントを地面に叩きつけてどこかへ行ってしまいました。
「Fxxkin bitch!! Go to hell!! Go fuck the gorilla!!」
(死ねヤ○マン! 地獄に落ちろ! ゴリラとS○Xしてろ!)
その時のセリフがコレですが、礼儀正しそうなサムライのイメージとはかけ離れたひどい言い方ですね(笑)もちろんこれはサーモンを愛していることの証です。
しかし、なぜサーモンは一瞬でゴリラと踊り始めてしまったのでしょうか。この行動については全く理解ができません。後ほど詳しく考察します。
スシヤクザ再び
ゴリラとサーモンの浮気現場を目撃してしまい、怒りと悲しみで荒れるサムライでしたが、気を落ち着かせプレゼントを購入してサーモンの家に戻ります。しかし荒らされた家にサーモンの姿はなく、スシヤクザたちに連れ去られてしまっていました。(この出来事がゴリラが訪問した日と同日かは不明)
この時買っていた仲直りのためのプレゼントは釣りの餌にも使われる「ゴカイ」という虫。きっとサーモンの好物なのですね。後で流れる回想シーンではサムライにゴカイを食べさせてもらっているシーンも確認できています。

プレゼントで買ってきたゴカイの袋には「ゴメンネ」の文字。
誤解(ゴカイ)してゴメンネという意味かとも思いましたが、サーモンとゴリラは目の前で抱き合っていたのであれは誤解ではないですよね。あのシーンは一瞬で一目惚れしたサーモンに違和感がありますし、何か特別な理由が隠されていそうです。
失ってしまったサムライ
サーモンが拐われたことを悟り、急いで家を飛び出してサーモンの行方を追ったサムライですが、絶望と失意により豪雨の中で崩れ落ちてしまいます。
サーモンを失った(Lost)サムライの悲痛な叫び声とともに、2nd Single【SUSHI YAKUZA】でもラストに聞こえてきた笑い声が流れてきて、この作品は終わります。
スシヤクザに連れ去られたサーモンがどうなったかはハッキリと描かれていませんが、このサムライの悲痛な叫びを見ると、サーモンの死を悟っているように思えます。この時の感情が今後の彼に大きな影響を与えることになりそうです。

サムライが悲痛な声を上げるシーンはモノクロで演出されていますが、「モノクロ&大雨」の組み合わせといえば世界の黒澤明監督作品のオマージュですね。