レペゼンフォックスの映像作品「CandyFoxx」の第2弾作品「スシヤクザ」の謎を考察します。
※ここに書いたことはCandyFoxx作品を見た私の考察と妄想であり、事実と大きく異なる部分があるかもしれません
2nd Single
SUSHI YAKUZA(スシヤクザ)
【アーティスト名】Candy Foxx
【ソングライター名】DJ Shacho
【トラックメイク】DEVINCY
【投稿日】2021年2月2日
【映像時間】3:09
【動画再生回数】約4,892万回再生
【サムネ&ジャケ写】スシヤクザ
Candy Foxx 第2弾作品「スシヤクザ」。
第1弾「GOSHI GOSHI」はレペゼン地球時代の楽曲リメイクでしたが、今回は完全な新曲となっています。トラック制作はGOSHI GOSHIに引き続きDEVINCYくんが担当。歌っているのは俳優の「竹内 力」さん。
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あらすじ
黒塗りの高級車が松林を列になって進んでいく場面から映像は始まる。
車から降りたスシヤクザの親分は、一行を引き連れて広大な屋敷内に足を踏み入れた。
大広間で待つスシヤクザに「黒い狐の面」を付けた女性が謎の槍を渡す。
場所は替わり、スシギャングが街のインド料理店へ訪れる。
スシにカレーをかけて提供するインド人(ナマステ)に対し怒りの果たし状を突きつけるギャング。その後スシヤクザたちとナマステの乱闘が始まり、ヤクザ側が勝利した。
次の場面では、交差点の真ん中に多数のスシヤクザが車で乗り付け、サムライと戦っている。サムライは手足の生えた魚人(サーモン)をスシヤクザたちから守っていた。
さらに場所は変わって海上の漁船へ。船上では縄で縛られたサーモンが吊るされ、どこかへ運ばれていく。サーモンが運ばれた先はヤクザの調理場だった。もがくサーモンだったが、調理台の上でついに包丁の刃が入れられてしまった。
その頃、マシンガンを携えた人物が屋敷を訪れていた。この謎の人物はマシンガンと刀を使ってスシヤクザとスシギャングを壊滅させてしまった。
登場キャラクター
2nd Single「SUSHI YAKUZA」に登場したキャラクターは、
スシヤクザ、スシギャング、彫師、黒狐、ナマステ、サムライ、謎の魚、マシンガン男
(一部のキャラクターはまだ正式名称が不明のため仮で命名)
映像の考察
制作費3,000万円以上(DJ社長談)という今作は、映画のようにどのシーンを切り取っても構図にこだわりがあり、映像クオリティも非常に高くなっています。独特な音楽も重なって世界観にドップリと引き込まれてしまう会心の出来になっていると感じました。
ヤクザとギャングの関係
これまでスシヤクザ(黒い服)とスシギャング(赤い服)の関係がよくわかりませんでしたが、今作のいくつかのシーンを見ると、スシギャングはスシヤクザの手下のようです。
先に到着してスシヤクザたちを出迎えるスシギャング。
スシヤクザから預かった「果たし状」をナマステに突きつけるスシギャング。
スシヤクザの手下ではありますが、彼らにはスシギャングという名前がつけられ、赤色というCandyFoxx作品にとって意味のある色の服を着ているため、重要な役割を担っていそうです。
スシヤクザの背後に迫る人影
入れ墨を彫っているスシヤクザの組長ですが、その背後の丸窓障子には誰かの影が写り込んでいます。長いものを2つ持っている様に見えるため、今回の謎の襲撃者のようにも見えます。
しかし、このシーンは夜のため謎の人物は襲撃前に一度屋敷を訪れていたということでしょうか。これは少し疑問が残ります。別のCandyFoxxメンバーの可能性もありそうです。
この時、彫っている入れ墨は組長の胸にある「鮨(すし)」の家紋の左上部分。
ここが埋まってスシヤクザの入れ墨は完成するようです。全身に寿司やタコが彫られているようですが、背中には何が彫られているのか今のところ確認できません。
謎の槍を受け取るスシヤクザ
黒狐のお面をかぶった人物がスシヤクザに謎の槍を手渡しました。
槍の形は三叉になっていて、ギリシア神話の海の神「ポセイドン」が持つ「トライデント」や、ヒンドゥー教の神「シヴァ」が持つ「トリシューラ」を連想させる形となっています。
どちらも神が持つ武器ということで、何に使用するのかはまだわかりませんが強大なパワーを秘めていることは間違いありません。