※ここに書いたことはCandyFoxx作品を見た私の考察と妄想であり、事実と大きく異なる部分があるかもしれません
2つのグループを繋ぐお面
2021年6月6日にCandyFoxxの第6弾作品「OMEN」が公開されました。
この作品はレペゼン地球時代に人気のあった「O2MEN」をリメイクした楽曲ですが、そこには『レペゼン地球』『レペゼンフォックス』『CandyFoxx』を繋ぐとても重要な秘密がありました。
O2MENを再現する本当の理由
OMENの冒頭シーンで5人が乗って現れたベンツのオープンカーは、O2MENの撮影時と全く同じ車を使用しています。車種はもちろんナンバープレートも同じ。
メンバーの髪型・髪色や服装まで当時の再現をしていることから、とても気合が入ってるリメイク作品だと思いましたが、よく見てみるとメンバー全員のタトゥーすら特殊メイクで消して当時を再現しています。(撮影日時は2021年4月1日頃なので、ふぉいくんは右手全体に、銀太くんは左眉上と指に、社長は両手甲の見える位置にタトゥーが既に入っています)
タトゥーは海外で顔を覚えてもらうための武器だと発言していたCandyFoxxが、全員あえてタトゥーを隠しています。レペゼン地球は解散し、CandyFoxxでの新作であればわざわざタトゥーを消す必要などないように感じますが、なぜここまで手間のかかる事をするのでしょうか。
CandyFoxxのアー写(撮影は2020年)ではDJ社長の手の甲や銀太くんの眉上と指のタトゥーが確認できるため、アー写と同じにするという理由ではありません。
わざわざここまですることには大切な意味がありました。
解散ライブラストのO2MEN
2020年12月26日、人気楽曲であったにも関わらずレペゼン地球最後のステージでセットリストに入ることはなく、ラストシーンでインストのみが流されたO2MEN。
このシーンの最後でCandyFoxxの狐面が初公開され、O2MENは曲の途中で止まりレペゼン地球は解散します。
しかし、この時からレペゼン復活へ向けた壮大な伏線が張られていたのです。
レペゼン地球が向かった先
レペゼン地球「O2MEN」のMVでは、光る仮面を被ったレペゼンメンバーが黒いベンツのオープンカーに乗り、東京都内や高速道路を駆け抜けていきました。彼らはどこへ向かったのでしょう。
おそらく、車に乗っていたレペゼン地球の5人は、そのままCandyFoxx(レペゼンフォックス)となり今回のスシメイソンのアジトへとたどり着いたのではないでしょうか。あの時と同じ車、同じ見た目、タトゥーの位置も当時のままである理由はこれしかないと思います。
つまり「O2MEN」と「OMEN」のMVは繋がっていて、「OMEN」に登場した彼らは、現代を生きるCandyFoxx(レペゼンフォックス)のメンバーそのものであり、今後の作品でFOX(作品内のサムライなど)に変化する出来事が起きるのではないでしょうか。
その証拠に、1st Single【GOSHI GOSHI】では『FOX』と紹介されていた彼たちが、今作では自分たちのことを『Foxx』と表現しています。
解散ライブラストのO2MENは最終楽曲ではなく、レペゼン第2章へ繋ぐ楽曲となっていたのです。
天才的な計画
DJ社長は以前から6月から本格的に活動を開始すると宣言していた通り、6月に入り「レペゼン地球解散の真実公表」「Repezen Foxx 始動発表」で世間の注目を集め、離れていたファンを呼び戻し世論を味方につけました。
さらにこのタイミングで「O2MEN」をリメイクした【レペゼン地球からCandyFoxxへと繋がる物語「OMEN」】を公開しました。
レペゼン地球の権利問題や解散ライブの準備などで大変な中、CandyFoxxの世界を創り上げ撮影をこなし、「解散の真相」や「新生レペゼン始動」の発表など話題性のあるネタを綿密に仕込み終えます。
映画「オーメン」の666を連想できる第6弾作品6月6日に、レペゼン地球時代のお面を被った彼らが戻ってきて、CandyFoxx時代の幕開けとなる白狐のお面を被る「OMEN」を公開するという、完璧に計算されつくされた戦略を魅せつけられました。全てが美しすぎます。
DJ社長は否定しますが、こんなことができる彼はやはり「天才」なのです。
私はここまでメディアやSNSを使って世論を巧みに操る能力と、どんなバッシングにも負けることなく有言実行できるメンタルと行動力を持ち合わせた人間を彼以外に知りません。
CandyFoxxとRepezen Foxxは今回から本格的に動き始めるということで、これまで以上に暴れまわる彼らの活躍を見られそうです。DJ社長率いるStudio Candy Foxxのメンバーによって、今後どんな新世界を見せてもらえるのか毎月の公開日が待ちきれませんね!