レペゼンフォックスによる映像作品「CandyFoxx」第6弾作品「OMEN」の謎を考察します。
※ここに書いたことはCandyFoxx作品を見た私の考察と妄想であり、事実と大きく異なる部分があるかもしれません
6th Single
OMEN(オーメン)
【アーティスト名】Candy Foxx
【ソングライター名】DJ Shacho
【トラックメイク】チバニャン
【投稿日】2021年6月6日
【映像時間】4:27
【動画再生回数】約401万回再生
【サムネ&ジャケ写】白狐のお面
Candy Foxx第6弾作品「OMEN」は、「レペゼン」「TRIGGER」「O2MEN」「Life Goes on」などレペゼン地球でも人気の高い楽曲を数多く手掛けてきたチバニャンが担当しました。
注目コンテンツ
あらすじ
「スシメイソン」という謎組織のアジトに到着した5人組。
警備員に侵入したところを目撃され、施設全体に緊急サイレンが鳴り響くが、光る仮面をつけた5人組はサイレンを気にすることなく施設内を駆け上っていく。
スシメイソンの護衛たちに追われながらも、5人組は目的の部屋に到着し、狙っていた白狐の面など宝物を手に入れられたようだ。
次々に追跡してくる護衛たちを身軽に振り切りながら車でアジトからの脱出を図る。
カーチェイスの末、追手を振り切った彼らは街中を軽快に走っていくが、先回りしていた護衛たちのレーザー攻撃を受けてしまった。
外に投げ出され倒れる彼らに組織の関係者たちが近づいてくる。
逃走に失敗した彼らはスシメイソンのアジトに連れ戻されてしまった。捕まってしまった彼らは柱に張り付けにされ、教祖と信者たちの前で護衛により徹底的に叩きのめされる。
儀式の終わった教祖が、白狐の面を付けたままだった男のお面を取ると、そこには衝撃の光景が広がっていた。
登場キャラクター
映像の考察
指名手配中の5人
動画冒頭の壁にCandyFoxxの5人を探す張り紙が掲示されています。
「WANTED」「REWARD」という単語から、漫画ワンピースの海賊団たちのように彼らは懸賞首となり行方を追われているようです。
今回の物語はFoxxがスシメイソンの奉納品を奪いに来る話ですが、ここに手配書があるということは、既に狙われているということであり、過去にFoxxが何かをしたということがわかります。
CandyFoxx参上
監視カメラの映像に黒いオープンカーのベンツが現れ、乗っていた5人組が白い服を脱ぎ捨て施設に侵入してきます。この組織の信者に変装することでここまでたどり着いたようです。
車から降りてまだ白装束を着ている段階で警備員が慌て始めていますが、普段は信者が車を降りるような場所ではないのかもしれません。
侵入に気がついた警備員が黒い犬型の非常スイッチを押すと、施設内にサイレンが鳴り響き厳戒態勢へと切り替わっていきます。このおもちゃはワニ型が有名だと思うのですが、あえて犬を使用しているということには何か意味がありそうです。モニターの周辺にはお面をかぶった不気味な人形が数体映っています。
追記 黒い犬型のスイッチは映画「オーメン」に出てくる黒い犬がモデルになっていました。映画内では悪魔を守る犬ということになります。
警備員の観察
ここで警備員たちに注目してみると、警備員の被っている帽子のロゴマークはスシメイソンのものとは違うため、スシメイソンとは関係がなく雇われの警備員のようです。Foxxたちが侵入してきても現場に急行することはありませんでした。
顔を見ると全員が外国人に見えますが、何か理由があってのことでしょうか。外国での話なのかとも思いましたが、外に出ると明らかに名古屋です。
スシメイソン司令室
Foxxたちの侵入が始まり、スシメイソン教祖がいる司令室のような場所へ信者が報告にやって来ました。司令室にはスシメイソンのシンボルマークが描かれたテーブルがありますが、この上にはお寿司のサンプル食品が置かれています。この配置は何らかの戦いにおける戦術図のように見えました。
最前線にはマグロが配置され、中央の目玉にはサーモン、そして最後方に卵が置かれています。
卵はここにあるお寿司の中で唯一魚介類ではないため何かしらの意図があるはずです。最後方にある玉子を守っているようにも見えます。ここにはイクラがないことから、卵=イクラのことかもしれません。
また、右下のエビがあえて手前向きに置いてあることも気になります。エビがシンボルマークになっているスシヤクザの中に裏切り者がいることへの伏線になっているのかなと感じました。
頼りない信者たち
白装束の信者3人が現れ、スシメイソンの三角形ポーズを作って報告をしていますが、このとき3人ともポーズがバラバラになっているため組織の統率力がないように感じられました。
またこの3人は食品サンプルのネックレスをつけていますが、左2人のネックレスは赤くマグロ、右の信者は白くイカのように見えます。戦術図のように見えたスシサンプルの配置となにか関係があるのでしょうか。ネックレスを付けている信者は少ないため上級幹部かもしれません。
様子のおかしい側近
この司令室では教祖の側近護衛がなぜか寿司の桶を担いでポーズをとっています。これが彼らの待機中ポーズなのでしょうか。歌舞伎の見得を切っているようにも見えますし、仁王像のポーズにも見えますね。怪しさ満点です。
目が光っているので最初はロボットに見えましたが、実際は頭にライトを付けた人間のようです。しかし彼らは人間離れした身体能力を持っていたり、有刺鉄線を巻いたバットで人をボコボコに殴るなど、感情を感じられるシーンはなく、何かしら改造された人間なのかもしれません。